バルカンの考察1 本場アメリカンを陵駕したVULCAN1500クラシック。

カワサキ・バルカン(Kawasaki VULCAN)は、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーがつくり発売しているバイクで、クルーザータイプ(アメリカン)のシリーズモデルです。

日本市場においては、大陸を長距離移動する大型モデルであることをアメリカンと呼んだ時期もありましたが、その呼称やジャンル分けは日本独自のものでグローバルスタンダードではありません。

最近では中古市場・買取業のあいだでも単純にアメリカ製というように正統な意味として扱われているようです。

いずれにしてもVULCANは新車市場投入以降「カワサキを代表する大型車種」として広く知られるようになり、排気量別に開発・生産されたシリーズは、いずれも予想以上の売れ行きを示し、屈指のクルーザータイプとして仲間入りを果たしました。

1984年以来、V型2気筒エンジン搭載をベースとした「クラシックタイプ」と「カスタムタイプ」などが発売されています。

Kawasaki VULCAN900クラシックは、現行における日本向けの販売車種で、2007年に発売して以来、圧倒的な指示を獲得してきましたが、「平成19年度排出ガス規制」に対応した改良を行って来なかったことから、2008年9月に生産が中止されました。

買取業界としての痛手も相当なものでしたが、その後、同年の11月には排ガス規制に対応したスペシャルエディションが発表され、次いで2010年2月には生産を中止していたKawasaki VULCAN900クラシックが環境規制対応モデルとして再デビューを果たすことになり、中古市場・買取業界にも再びの期待が寄せられるように~。

これまでカワサキが日本市場に送り込んだVULCANのシリーズモデルは、VULCAN、VULCAN-II、VULCAN(400cc)をはじめ、VULCAN Classic、VULCAN Drifter、VULCAN 800、VULCAN 800 Classic、VULCAN 800 Drifter、さらにVULCAN 900 Custom、VULCAN 1500 クラシック(TourarFi、Mean Streak)となり、シリーズの中ではVULCAN1500クラシックが最大の排気量を有しています。

このVULCAN1500クラシックは国外の市場においても注目されるようになり、一部のエリアでは本場アメリカンをしのぐファン数を獲得するレベルにまで達しています。

国産の中古アメリカン市場では人気が高いですが流通台数が少ないので、VULCAN1500クラシックは高価買取中